屋外設置用の監視カメラ

2.屋外用監視カメラの特徴や機能

2017年02月20日 13時38分


屋外に設置するために制作された監視カメラであるため、
屋内設置用の監視カメラとは特徴などに大きな違いがあります。
以下は、屋外設置用の監視カメラの主な特徴についてです。
 
・赤外線LED付
屋外設置用の監視カメラの中には、「赤外線LED付き」の監視カメラがとても多くあります。
屋外の映像を撮影するためには必須といえる機能であり、特に夜間の撮影では非常に効果的です。
光が射す日中はカラー撮影を行い、夜になると自動で白黒撮影に切り替わります。
赤外線LEDの光があたる範囲内は、肉眼では見ることのできない
暗闇の中のようすをカメラが写しだすことができます。
 
赤外線LEDが作動すると、ライト部分が赤く点灯します。
この光を威嚇のサインのとして目立たせたいという時には効果的です。
しかし、監視カメラをできるだけ目立たせたくないという時には、
赤外線LEDのライト点灯がデメリットになることがあります。
夜間にも屋外用監視カメラを設置したいけれど、できるだけ目立たせずに設置を望んでいる方には、
次にご紹介する「デイナイト機能付き」の監視カメラがおすすめです。
 
・デイナイト機能付き
「デイナイト機能付き」の屋外用監視カメラは、監視カメラを設置していることを周知させたくないときに
便利な監視カメラであり、低照度の環境での設置が推奨されています。
赤外線LED付き監視カメラと同様、昼から夜に変わるタイミングで、カラー撮影から白黒撮影に切り替わります。
 
デイナイト機能の特徴は、「夜間は赤外線カットフィルター(以下、IRカットフィルター)が外される」
ということです。
IRカットフィルターとは、取り付けられた光学ガラスによって
赤外線を遮断する効果があるフィルターのことです。
こちらを取り付けることで、人間の目に映る自然な映像を撮影することができます。
 
デイナイト機能付きの監視カメラは、昼はIRカットフィルターが装着されていて、
人間の目が捉える見やすいカラー映像が撮影されます。
一方、夜は自動でIRカットフィルターが外され白黒撮影での撮影になります。
フィルターが外れたことで、感度の高い白黒撮影が可能になります。
 
中には、コスト削減のために、日中もIRカットフィルターが外されている監視カメラがあります。
この場合は、フィルターを装着しているときに比べ、カラー映像がぼんやりとした色合いになります。
 
赤外線機能が搭載されていないデイナイト監視カメラを設置すれば、
赤外線LED付きの監視カメラのような赤外線LEDライトの点灯がありません。
このことから、監視カメラを目立たずに設置するには非常に効果的といえるでしょう。
 
・逆光補正機能付き
「逆光補正機能付き」とは、その名の通り逆行や日の照り返しという環境での撮影を可能にするための機能です。
逆光になっている状況で撮影すると、映像が真っ黒になってしまい人物や物、
動きなどを詳しく見分けることが難しくなります。
このような状況を回避するために、逆行補正機能が付いており、
逆行になっている環境でも鮮やかな映像を映し撮影できるようになります。
 
屋外に設置する監視カメラは、時間の流れにより様々な角度から光が差し込む可能性が高いため、
逆行補正機能を付けることは必須ともいえるでしょう。
 
・ノイズデジタル処理機能付き
夜間に屋外で撮影された映像の中に、ザラザラとして粒のようなものが移っていることがありますが、
これを映像の「ノイズ」といいます。
感度を高くして撮影するほど、ノイズが多く発生します。
ノイズが多くなると映像が見難くなりますし、無駄な録画データを消費してしまうことがあります。
 
このような問題に対処できるのが、「ノイズデジタル処理機能付き」の監視カメラです。
こちらの機能は、撮影する映像をデジタル処理することで、映像のノイズを低減させることができます。
デジタル処理をすることで、不必要な映像データを削除することができるため、
データの大きさを最小限に抑える
ことができます。
 
・ホワイトバランス機能付き
屋外で撮影する映像は、光のバランスにより色の映り方が大きく異なります。
朝日が差し込む早朝や夕日の光があたる夕方、晴天時の光、曇りの日の光、電球などの人工的な光など、
光の強さや当たり具合により、映像の色合いに違いがでます。
 
このような状況下において、自然な色合いに自動補正する機能が「ホワイトバランス機能」です。
ホワイトバランス機能には、オートホワイトバランス(Auto White Balance、略して「AWB」)や、
オートトラッキングホワイトバランス(Auto tracking White Balance、略して「ATW」)などがあります。